たかゆちゃんのブログ

気が向いたら書きます

大河ドラマの思い出

今年2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を初回放送から毎週欠かさずに視聴しています。平安末期から鎌倉時代という一般的には認知度も人気も決して高いとは言えない時代ですが、三谷幸喜氏の脚本のおかげかこれがなかなか面白いのです。

 

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というわけで、今回は私と大河ドラマに関する思い出話をひとつ。

 

私が初めてきちんと大河ドラマを視聴したのは、2016年の「真田丸」。贔屓の女優さんが出演するということでワクワクしながら放送を心待ちにしていたのを覚えています。この贔屓の女優さんは竹内結子さんなのですが、竹内結子さん演じる茶々が登場したのは5月ごろ、話数で言うと第19回のあたりでしたので正直言うとめちゃくちゃ待たされました。飽き性の私が5月まで毎週欠かさず日曜夜8時にNHKを見ることができたのは単純に話が面白かったということに尽きます。

 

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真田丸はどの登場人物も魅力的で、出演者のどなたかが仰っていた「そのシーンごとに主役が変わる(うろ覚え)」という言葉はまさにこのドラマを上手く表現していると思います。実際に真田丸の主人公は真田信繫(真田幸村)なのですが、序盤は真田家が使えている武田勝頼が主役に据えられたシーンや信繫の父・昌幸がメインのシーンがかなり多いです。大坂に行ってからは豊臣秀吉はもちろん石田三成など有名武将などがたくさん登場するシーンが多いので「歴史の教科書で習ったところだ…!」と進研ゼミ状態を味わうことができますよ。

このように誰もが主役になりえる状況が面白いのはもちろんですが、段々と主人公の信繫がメインのシーンが増えていく様子が信繫が戦国の歴史の舞台に引っ張り出されていく様子をひしひしと感じられたため見ていて楽しかったです。あと上杉主従が好きでした。

また、Twitterの方でも毎週うるさく実況をしていたので当時の私のTwitterアカウントをフォローしていた方はもしかしたら覚えていらっしゃるかもしれませんね。当時のリアルの友人たちからも真田丸狂いのやべー女として認識されていました。

Twitterといえば真田丸はネット実況も盛んに行われていた印象にあります。重要な登場人物の死亡シーンを有働由美子アナウンサーのナレーションでカットする「ナレ死」という言葉も流行りました。

とまあここまで読んでいただいたらお分かりかもしれませんが2016年当時の私はまんまと大河ドラマにハマりました。「大河ドラマって固そうでおじいちゃんおばあちゃんが見るもの」という固定概念がボロボロに崩されたのです(というのも、幼いころに祖父母の家に泊まりに行くと歴史好きの祖父がいつも大河ドラマを視聴していたこともあって「おじいちゃんが見る番組」というイメージがついてしまったのです)。

真田家ゆかりの長野県上田市にある上田城、隣接する博物館や期間限定の大河ドラマ館に足を運んだり、大河ドラマに便乗して真田家ゆかりの宝物等を展示する展覧会に行ってみたり、関連書籍を買い漁ったりと色々しました。

 

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余談ですが真田丸放送終了後に上田を再度訪問した際に様々な施設が新設・改装されていて大河ドラマの経済効果を感じました。

 

あとはNHKに感想のお手紙を出したりもしました。なんとお手紙のお返事が(葉書でしたが)返ってくるんですね。

今でもその展覧会の図録や関連書籍などは保管してありますが、とても熱を持って追いかけていたので見返すと今でも当時の熱量を思い出して懐かしくなります。

あまりにも熱を入れすぎたためか放送終了後屍のようになってしまい、2017年以降の大河ドラマは最初の数回は視聴するけれども「真田丸見たすぎ…」と思ってしまって最後まで見られたものはありません。ということで初めて見た大河ドラマ真田丸、鎌倉殿の前に最後に見た大河ドラマ真田丸です。

このブランクの間に同じく三谷幸喜氏が脚本の大河ドラマ新選組!」も視聴したかったのですが、ホラ、主演の事務所のあれこれでNHKオンデマンドで視聴できなくてですね…。ちなみに真田丸も放送終了後出演者の中で逮捕者が出たのでオンデマンドで視聴不可になっています。本当に解せません、許すまじ清正(加藤清正公は何も悪くありません)。

 

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そして今年、三谷幸喜氏が脚本を手掛けられ、キャストも真田丸に出演していた方が多いということで久しぶりに視聴することにした「鎌倉殿の13人」。先述の通り毎週とても楽しみにしています。推しは圧倒的三浦義村と上総広常です。みんなも武衛だ!

 

NHKオンデマンドで視聴できるのでぜひ見てください。今年の大河だけではなく草燃えるとか龍馬伝とかその他いろいろ見られます。

www.nhk-ondemand.jp

そして今非常に鎌倉や伊豆に行きたくなっています。

おわり